世界中で愛される絵本『はらぺこあおむし』。その鮮やかな色彩と、ページに開いた不思議な「穴」に、子供の頃心を躍らせた記憶はありませんか?
2026年4月25日、東京・清澄白河の東京都現代美術館(MOT)にて、日本語版刊行50周年を記念した大規模展「エリック・カール展 はじまりは、はらぺこあおむし」が開幕しました。
今回の展示は、単なる絵本の原画展ではありません。
グラフィックデザイナーとしての顔、そして「読めるおもちゃ」を追求し続けた表現者としてのエリック・カールの真髄に触れる、大人にこそ響く展覧会です。
本記事では、展示の見どころからグッズ情報まで、余すことなくお届けします。
展覧会の概要

| 会期 | 2026年4月25日(土)~7月26日(日) |
| 開館時間 | 10:00~18:00 ※展示室入場は閉館の30分前まで |
| 休館日 | 月曜日(5月4日、7月20日は開館)、5月7日、7月21日 |
| 会場 | 東京都現代美術館 企画展示室1F/3F |
| 住所 | 東京都江東区三好4-1-1(木場公園内) |
人気の企画展となっており、日時指定制のチケットを導入しているため、事前に購入をおすすめします。
料金は以下の通りです。
- 一般:2,300円
- 大学生・専門学校生・65歳以上:1,600円
- 中高生:1,000円
- 小学生以下:無料
入場時間は10:00〜、13:00〜、15:00〜の3つから選べるようになっています。
予約推奨ではありますが、枠に空きがあれば当日券での入場も可能です。
なお、本展では音声ガイドの用意はありません。自身の感性でゆっくり作品と向き合いましょう。
混雑状況と所要時間

私は土曜日の13時ごろに行きました。
入場まで30分待ち。館内も賑わっていますが、展示スペースが広いため「人が多すぎて作品が見えない」というストレスはほとんど感じませんでした。
所要時間はサッと見て回って1時間、原画の細部までじっくり堪能しても2時間あれば十分満喫できるボリュームです。
写真撮影のルール

3F(展示前半)は原則、写真撮影禁止です。ただし、特設フォトスポットのみ撮影OKとなっています。
一番最初のフォトスポットは3階の通路。

穴のあいた果物やあおむしと一緒に写真が撮れます。

そして『パパ、お月さまとって!』のフォトスポット。

1F(展示後半)は写真撮影が可能です。カールの鮮やかな世界を思い出に残せます。

全エリアにおいて動画撮影は不可となっています。
スマホを構える際はご注意を!
展覧会の様子

本展は3階からスタートし、エスカレーターで1階へ降りる動線になっています。
全4章で構成されており、「色の魔術師」の全貌を辿ります。
第1章:『はらぺこあおむし』の誕生
物語の原型となったダミーブック『みみずのウィリー』から、私たちがよく知る『はらぺこあおむし』へと進化する過程が原画で辿れます。あおむしが食べた「穴」の秘密がここに!
第2章:デザイナーとしてのエリック・カール
絵本作家になる前の広告デザインの仕事にスポットを当てています。
計算された色の配置やレイアウトなど、今の作品に繋がる「デザイナーとしての視点」に圧倒されます。
第3章:読めるおもちゃ、遊べる本
穴が開いていたり、音が鳴ったり。カールが追求した「体験する絵本」の世界。原画の力強さはもちろん、印刷物では伝わりきらないコラージュの凹凸まで間近に見られます。
第4章:日本との絆と、創造の源泉

4章からは1階に移動します。

4章は写真のみ撮影可能です。

日本にまつわる作品や








抽象画の作品



彼のアトリエが再現されており、愛用の道具が並びます。




彼がいかにして「あの色」を生み出したのか、その魔法の舞台裏を覗き見ることができます。

最後には短めな映像を見れるコーナーもあります。
特設のグッズショップも見逃せない

1階の出口付近にあるショップは、まさに「戦場」とも言える熱気でした。
3色から選べる「穴あき」仕様の図録(2,970円)は、本棚にあるだけでワクワクするクオリティ。ぜひ手に取ってみてください。

FEILER(フェイラー)コラボやfamiliar(ファミリア)コラボなど、一部の人気商品には購入制限がかかっています。








レジ待ちの列がかなりの長蛇となっていました。
時間に余裕を持って買い物をスタートさせるのがベストです!
グッズショップを出て、最後のエリアにはエリック・カールの絵本を子どもと一緒に見れる『絵本コーナー』もあります。

ページをめくりたくなるさまざまな仕掛けを実際に体感してみてください。

展覧会の感想

エリック・カールの世界は、ただ「可愛い」だけでなく、緻密に計算された「美」の集積でした。
3階の厳かな原画鑑賞から始まり、1階で写真撮影を楽しみながら開放感に浸る。
この緩急のある展示構成が非常に心地よかったです。
GWや週末はさらなる混雑が予想されますが、あの色彩をナマで見る体験は、何物にも代えがたい「心の栄養」になります。
鑑賞後は、美術館横の木場公園を散歩しながら、エリック・カールのように日常の中に潜む色彩を探してみるのも楽しいかもしれませんね。
ということで「エリック・カール展 はじまりは、はらぺこあおむし」の超個人的なオススメ度は…。
★★★☆☆
あくまで私個人の感想ですが、参考にしていただければ幸いです。
これからも少しずつアートやファッション関係の記事を書いています。
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