上野にある東京都美術館で「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」展が開催中。
アメリカのマサチューセッツ州にあるウスター美術館のコレクションを中心に、モネやルノワールなどのフランス印象派や、アメリカ印象派を代表するハッサムなどの油彩画約70点を展示しています。
本記事では「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」展のアクセスやチケットなどの概要、所要時間や混雑状況、オリジナルグッズ、そして個人的な感想をまとめています。
これからこの展覧会に行こうと検討している方の参考になれば幸いです。
展覧会の概要
会期 | 2024/1/27(土)〜4/7(日) |
開室時間 | 9:30〜17:30 ※金曜日は20:00まで ※入室は閉室の30分前まで |
休室日 | 月曜日、2月13日(火) ※ただし2月12日(月・休)、3月11日(月)、3月25日(月)は開室 |
会場 | 東京都美術館 |
住所 | 〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36 |
東京都美術館の会期終了後は下記のスケジュールで巡回予定となっています。
地域 | 会場 | スケジュール |
郡山展 | 郡山市立美術館 | 2024/4/20(土)〜6/23(日) |
八王子展 | 東京富士美術館 | 2024/7/6(土)〜9/29(日) |
大阪展 | あべのハルカス美術館 | 2024/10/12(土)〜2025/1/5(日) |
チケットについて
チケットの料金は以下になります。
- 一般:2,200円
- 大学・専門学校正:1,300円
- 65歳以上:1,500円
- 高校生以下:無料
土曜・日曜・祝日及び4月2日(火)以降は日時指定予約制となり、事前にチケット購入が必要となります。
当日券は空きがあれば東京都美術館のチケットカウンターで購入できます。
土日・祝日及び4月2日(火)以降は、購入順に入場時間が設定されます。ご入場の時間は選べず、混雑時はご購入からご入場までに時間がかかる場合があります。そもそも空きがないということもあるので事前にオンラインで購入した方が良さそうです。
チケットは日テレゼロチケット、ローソンチケット、アソビュー、イープラス、セブンチケット、楽天チケットなどでも購入できますが、個人的には手数料がかからず、コンビニなどで発券の必要がない「公式オンラインチケット(etix)」での購入がおすすめです。
音声ガイドについて
「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」展では有料の音声ガイドが用意されています。
機器レンタルタイプで料金は650円。会場入り口で支払いは現金のみとなっています。
音声ガイドナレーターは声優の速水奨さん。とある画商となって私たちを導いてくれます。
また展覧会オフィシャルサポーターの俳優・鈴鹿央士さんもスペシャルトラックに登場します。
コンテンツ数は20、収録時間は約35分です。
私は音声ガイドを利用しましたが、混雑していて会場内にある解説は読みにくかったので音声ガイドを利用して良かったと思っています。
ロッカーやトイレについて
東京都美術館にはかなりの数のロッカーが設置されていますが、日によっては空きがほとんどないなんてこともよくあります。
ただ、企画展示室入り口付近のロッカーは近くに行かないとロッカーがあるとわかりにくい場所にあるせいか空いていることが多いのでおすすめです。
トイレは企画展示室の各階に設置されています。
この展覧会では写真撮影が不可です。その代わり、フォトスポットがいくつか用意されていましたのでここで簡単にご紹介してきます。
まずは会場入り口。モネの睡蓮ですね。光がゆらめいてとてもきれいです。
続いて1階展示室終わりの一角。チャイルド・ハッサム<花摘み、フランス式庭園にて>の作品に入り込めるようになっています。
2階展示室終わりにはこの展覧会の中でも重要な作品たちが組み合わされて壁に貼り出されていました。
最後は帰りの通路にあるスポット。椅子に座って記念撮影ができます。
展覧会の内容
2024年は第1回印象派展から150周年を迎える年。この展覧会では印象派がヨーロッパ、そしてアメリカへもたらした影響をたどっています。
アメリカのマサチューセッツ州にあるウスター美術館は1898年の開館当初から印象派の作品を積極的に収集してきました。今回、ほどんどが初来日となる同館の印象派コレクションを中心に、日本でも人気のモネ、ルノワールなどのフランスの印象派に加え、アメリカの印象派を代表するハッサムなどの油彩画が約70点を展示。
そのほかクールベ、コロー、シスレー、ピサロ、カサット、サージェント、ホーマー、セザンヌ、シニャックなど40人以上の作品が集結します。
展示されている作品ほとんどには短めの解説がついているので予備知識なくても楽しめる内容だと思います。
ウスター美術館がモネの作品を購入する手紙のやりとりなども見ることができるのも興味深かったです。
また、最後にウスター美術館について約5分程度の紹介映像が上映されています。
混雑状況、所要時間
私は2月の土曜日10時の枠を予約して行きました。流石に注目されていた展覧会だけあって、かなり混雑していました。入場するまでに数分並びました。
ほとんどの作品には短い解説がついているのですが、混雑しているせいで読むのが大変でした。
作品数は約70点とそこまで多くないため、所要時間は1時間弱。空いてたらもう少しじっくり見てたと思うので1時間半〜2時間くらいかけていたと思います。
豊富なオリジナルグッズも魅力
企画室の最後には特設の展覧会グッズショップがオープンしています。
図録をはじめとしてポスター、ポストカード、アパレルなどの展覧会定番グッズからお菓子などさまざまな商品が販売されていて賑わっています。
ダジャレ的な「ウスター展ソース」も話題となっていますよね。
個人的にはフェイラーのハンカチやサブレミシェルのサブレ、猿田彦珈琲の印象派スペシャルブレンドといった限定コラボグッズ
ウスター美術館に行かないと買えないウスター美術館オリジナルグッズなどがとても気になりました。
展覧会の感想
印象派がヨーロッパ、アメリカ、そして世界各国へどのように影響を与えていったのか、ウスター美術館の所蔵作品を中心に紹介していく展覧会。
直近でモネの展覧会などを見ていたこともあり、さらに自分の中の印象派についての知識を深めることができました。
それぞれの点数は少ないですが知っている作家の作品がたくさん見れるのも嬉しかったです。
会場内で展示されている作品の写真は撮れませんが、フォトスポットがいくつか用意されているので、展覧会に来た記念に写真を撮ることができるのも個人的には良いなと思いました。
ただ、かなり混んでいたので空いている平日の空いてる時間帯に行くのが良さそうです。
ということで、「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」の超個人的なオススメ度は…。
★★★☆☆
あくまで私個人の感想ですが、参考にしていただければ幸いです。
これからも少しずつアートやファッション関係の記事を書いています。
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