東京・原宿でCartier(カルティエ)の時計つくりに特化した没入体験型イベント「TIME UNLIMITED – カルティエ ウォッチ 時を超える」が期間限定で開催中です。
オープニングイベントには数々の芸能人も参加し、メディアでも話題となったこのイベント。早速3連休を使って行ってきました。
本記事は「TIME UNLIMITED – カルティエ ウォッチ 時を超える」についてチケットや予約方法などの概要から、混雑状況、所要時間などと私の個人的な感想をまとめたものとなります。
イベントの概要
- 名称 TIME UNLIMITED – カルティエ ウォッチ 時を超える
- 会期 2023年9月15日〜10月1日
- 時間:12:00〜20:00(最終入場19:30)
- 住所:東京都渋谷区神宮前6-35-6
会場名が書かれていないのですが、元はjing(ジング) 原宿、ヨドバシJ6ビルなどと呼ばれているスペースになります。
ここ数年「リモア」に「ヴィトン」、「BMW」など数々の国際的なブランドがこのスペースでイベントを行っていますが、どれも外れがないので、個人的にはかなり期待していました。
入場は無料
本イベントの入場は無料です。
ただし、入場するにはカルティエLINE公式アカウントより事前予約が必要となります。
来場希望の日付を選択し、12:00〜19:30まで30分ずつに分かれた枠から選びます。
1つの予約で本人を含めて3名まで来場可能です。
また前日までに予約していなくても、枠が空いていれば当日予約も可能です。
無料の音声ガイドも楽しめる
入場が無料なだけでなく、音声ガイドも無料で楽しめます。
会場でQRコードをご自身のスマートフォンから読み取るタイプの音声ガイドとなっているのでイヤホンなどを持っていくのがおすすめ。
音声ガイドのナレーターは渡辺謙、平手友梨奈、山田五郎、おぎやはぎの4組から選べます。
私はおぎやはぎを選びましたが、まるでラジオを聴いているような感覚で各エリアのガイドだけでなく、本人のカルティエウォッチにまつわるエピソードなどが聞けて楽しかったです。
展覧会の様子
予約した時間になり、会場入り口でQRコードを読み取りチェックインします。
世界巡回展となっており、東京で開催される本イベントは香港、北京、ソウルにつづいて4都市目となります。
フランス系カナダ人のデザイナーであるウィロ・ペロンが会場デザインを手掛け、カルティエ ウォッチメイキングの重要なビジョンである、「パイオニア精神」、「フォルム」、「デザイン」、「美を支える技術」に4つのテーマに光を当てています。
会場は撮影可能。エントランスはカルティエの代表的なアイコンウォッチのシルエットが並び、フォトスポットになっていました。
芸能人の方々はこのシルエットをバックに写真を撮っていたりしましたね。
パイオニア精神
最初の部屋は没入型の映像作品を楽しめます。
カルティエの黎明期に、如何にしてカルティエファミリーがメゾンの進化を促したのかに焦点をあて、世界で初めての実用的腕時計である「サントス」誕生の背景や「タンク」の誕生にかかわった3代目ルイ・カルティエの時計史における功績を、プロジェクションマッピングを用いて紹介しています。
フォルムを生み出すウォッチメイカー
展示室自体が巨大な時計のようになっているこのエリアは、約50本のカルティエウォッチが展示されています。
それぞれが持つフォルムのユニークさを垣間見ることができます。
このイベントのためにアーカイブピース「カルティエ コレクション」も展示されており、時代を超越したケースフォルムへの追求が体験できます。
デザイン文化
「タンク」、「サントス ドゥ カルティエ」、「パンテール ドゥ カルティエ」、「バロンブルー」-4つのアイコンウォッチをがそれぞれの柱の中に浮いています。
無駄を削ぎ落としたライン、明確なフォルム、完璧なプロポーション、洗練されたディテールという、メゾンのクリエイションにおける4原則に基づいており、デザイン文化を意欲的に探求し続けるメゾンの基本理念を表現しています。
また時計の本質も大切にしています。
俳優のジェイク・ギレンホールが演じる時に関する12本のショートムービーを通じて、時間との関係を探っています。
美を支える技術
トンネルのような空間の中にはメゾンのデザインを可能とするサヴォアフェール(職人技)や技術を紹介しています。
ひとつひとつのウォッチの美しさに隠されたクラフツマンシップを知ることができます。
最後に今回のイベントのアイコンが見送ってくれて会場を後にします。
隣接する会場ではVRやフォトブース、擬似試着などもできる
隣の会場も体験型のイベントが盛りだくさん。
タッチパネルを使い、時計を組み立てる体験ができたり
VRを通じてスイスにある工房を訪れたかのような体験ができたり
実際にカルティエウォッチを試着できたりといったコンテンツが用意されています。
一番人気はフォトブース。残念ながら混んでて30分以上待ちそうだったので私は断念しましたが、時間があれば思い出にここでしか撮れないオリジナルフォトを撮っておきたかったです。
混雑状況、所要時間、そして個人的な感想
私は土曜の17:30の枠を予約していきました。正直めちゃめちゃ混んでました。
他の人が入らないように写真を撮るのは困難で、展示を見るのもスムーズではなかったです。フォトブースはきっと30分〜1時間は覚悟しないと撮れなそうな感じでしたので、混んでそうな時間帯はズラして訪れたほうが良さそうです。
所要時間は30分程度。じっくり見るなら1時間くらいあっても良いかと思います。
混みすぎてて個人的にはあまり楽しめなかったのですが、無料で入場できて、それぞれしっかり作り込まれたエリアはとても良かったですし、フォトブースなども利用したらお土産まで持って帰れるので空いてる日時に行けたらとてもよい展覧会なのではないでしょうか。
ということで、「TIME UNLIMITED – カルティエ ウォッチ 時を超える」の超個人的なオススメ度は…。
★★☆☆☆
あくまで私個人の感想ですが、参考にしていただければ幸いです。
これからも少しずつアートやファッション関係の記事を書いています。
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