六本木・東京ミッドタウンの芝生広場にピンク色の目を惹く特別会場を設けて開催されているルイ・ヴィトンの「SEE LV」展。
入場無料で7月8日に開催以来、ポップな会場と映える展示内容がSNSでも話題となっていました。
先日ようやく見に行けたのですが、新旧のルイ・ヴィトンのコレクションや没入型のデジタルコンテンツにギフトショップなど、無料で見れる内容としてはとても満足度の高い展覧会でした。
本記事では「SEE LV」展の概要と実際に行ってみて、どんな展示内容だったのか、所要時間や混雑状況、グッズにノベルティ、そして個人的な感想をまとめています。
「SEE LV」展 概要
- 会期:2022年7月8日(金)~8月21日(日)
- 開場時間 :11:00~20:00(最終入場は19:30)
- 入場料:無料
- 会場:東京ミッドタウン芝生広場
- 住所:東京都港区赤坂9-7-1
入場無料ですが、事前にルイ・ヴィトンのLINE公式アカウントより予約が必要です。
さらに会場では無料の音声ガイドも楽しめます。
音声ガイドのナビゲーターはEXILE / 三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの岩田剛典さん。
自分のスマートフォンで会場内にあるQRコードを読み込むタイプのものなので音声ガイドも楽しみたい方はイヤホン・ヘッドフォンを持っていきましょう。
SEE LV展の展示内容について
「SEE LV展」は、2020年に中国・武漢を皮切りにスタートしたルイ・ヴィトンの巡回展。
2021年の杭州、2022年のドバイに続き、東京は世界で4番目の開催となります。
東京ミッドタウンの芝生広場にはピンク色の土台の上に、QRコードのようなモザイク模様の巨大な建物が建っており、そこが展覧会会場となっています。
会場手前にはピンク色で「SEE LV」の文字も設置されており、人気のフォトスポットとなっていました。
会場の横が入口となっており、受付でLINEのカメラから指定されたQRコードを読み取り入場します。
入場の際にノベルティのリーフレットとステッカーが配られます。
会場の様子
会場は5つの世界で構成されていました。
尚、会場内のほとんどは写真撮影可能でした。
第1の世界は「ルイを見つけて」。
入口に入るとSEE LVの文字と、AIで制作されたルイ・ヴィトンの創設者「ルイ」の巨大なポートレート映像が展示されています。
1821年に生まれたフランス・ジュラ地方を写した100万もの画像の中から、ルイの姿がゆっくりと現れます。
第2の世界は「ファッションの世界へ」。
1995年に設立されたルイ・ヴィトンのファッション部門の歴史を振り返ります。
キム・ジョーンズとマーク・ジェイコブスが手掛けた代表的なルックに、ヴァージル・アブローとニコラ・ジェスキエールによる最新のルックが並びます。
第3の世界は「バッグが紡ぐストーリー」。
同じ展示室の壁一面に、ルイ・ヴィトンのアイコンバッグをモデルごとに紹介しています。
草間彌生や村上隆など、アーティストとコラボレーションはやはり目を惹きますね。
ルイ・ヴィトンのアンバサダーを努めるアリシア・ヴィキャンデル、エマ・ストーン、岩田剛典、広瀬ずずなど、世界で活躍するセレブリティがヴィトンのバッグを持っている写真も壁一面に展示されています。
第4の世界は「進化のギャラリー/魔法が起こる舞台」。
20世紀初頭のトランクから、ヴァージル・アブローが手掛けた最新のスーツケースや衣装まで、さまざまな時代のライフスタイルと旅の習慣の進化に応じたルイ・ヴィトンのアイテムが集まっています。
シュプリームとのコラボや
2054年の未来のデザインなども見れてとても興味深いです。
第5の世界は「モノグラムを巡る」。
ルイ・ヴィトンのモノグラムをインタラクティブなデジタルアートで表現した映像作品が展示されています。
人の影に反応してカタチを変えていきます。背景は全部で4パターンあるそうで、こちらも人気のフォトスポットになっていました。
ギフトショップもオープン
会場の最後にあるライブラリーではルイ・ヴィトンが出版する最新の書籍や、厳選されたパブリケーションを展示。100タイトル以上をラインナップするメゾンの書籍の世界が広がります。
世界中のアーティストとコラボレーションした様々な都市のトラベルブックなどが並んでいます。インテリアなどに良さそうですね。
こちらの一部は隣接する東京ミッドタウンにオープンしているギフトショップにも置かれていました。
ギフトショップにはその他にレザーグッズや小物、オブジェ・ノマドコレクションが取り扱われています。
展覧会を巡ってテンションが上がった後にこれらのアイテムを実際に手にとってしまうと、財布の紐が緩くなるので注意が必要です。
先着順・個数限定のノベルティ?
創業者ルイ・ヴィトンの誕生日である8月4日より、先着順・個数限定にて来場者に「SEE LV」展オリジナルのトートバッグを配布する予定だそうです。
なくなり次第終了らしいので、気になる方はお早めに来場予約してみてください。
「SEE LV」展の所要時間、混雑状況、感想
私は土曜日の昼間に行きました。会場内はそれなりに混んでいましたが、事前予約制で人数制限がしっかりと取られているので、混雑して進まない、展示が見にくい、写真が撮りにくいということは特別感じませんでした。
展示作品数が少ないので所要時間は15分程度です。じっくり見たら30分くらいのボリュームだと思います。
サクッと見れる無料の展覧会としてはとても満足できる内容でした。
貴重なヴィトンの作品が見れて、映える写真も撮影もできるのでデートにもおすすめ。
猛暑日でも駅から会場が近いので足を運びやすいのも◎です。
ということで、「SEE LV」展の超個人的なオススメ度は…。
★★★☆☆
あくまで私個人の感想ですが、参考にしていただければ幸いです。
これからも少しずつアートやファッション関係の記事を書いています。
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