プラダ 青山店にて、プラダ財団の支援による展覧会「Sturm & Drang Preview Services(シュトゥルム& ドラング プレビュー サービス)」が開催中です。
プラダのサイトを見てもどんな展示なのかいまいちピンとこなかったので、実際に行って見てどんな展覧会なのか、入場方法、所要時間や混雑状況などと私の感想をまとめてみました。
Sturm & Drangプレビューサービスとは
文化機関であるプラダ財団とgtaエキシビションズ(スイス連邦工科大学(ETH)チューリッヒ校建築学部の学際的プラットフォーム)とのコラボレーションによる企画。
展示内容は私たちが普段映画やドラマ、ウェブなどで目にしているCGI(コンピュータで生成された画像)の実践、体験、環境を探求するものです。
コンピュータスカルプチャの複雑性に焦点を当て、現代のイメージ製作とそれが我々の日常生活に及ぼす影響について研究することが目的にあるそうです。
正直これだけ読んでも何のこっちゃねんと、難解な臭いがプンプンしてきますし、実際展示内容は難解でした・・・。
展覧会の概要
展覧会名:「Sturm & Drang プレビュー サービス」
開催期間:2021年7月22日(木)〜11月26日(日)
時間:11:00〜20:00
入場:無料 ※事前の来場予約可能
場所:プラダ青山展
住所:東京都港区南青山5-2-6
以前は事前予約必須でしたが現在は予約なしでも入場できるようになりました。
予約する場合は下のリンク(LINE)のプラダのアカウントから必要事項を入力をします。
実際の展示内容。混雑状況や所要時間
まずは一回で受付をします。
「Sturm & Drang プレビュー サービス」のことを伝えると来場者情報を記入する用紙を渡されるので必要事項を記入します。
そしてエレベーターに乗って5階へ。
5階に着くと、スタッフの方に作品情報の書かれた会場マップを受け取り、注意事項や簡単な説明を聞いてあとは自由にフロアを散策します。
私は10月の日曜午前中に予約をして訪れたのですが、他に誰もおらず貸切状態でした。
特徴的なデザインの窓で覆われたフロアには3つの展示がされています。
ポディウム
3Dスキャンやデータキャプチャーのためのセット。
スイス連邦工科大学チューリッヒ校の博物館と倉庫の建築プロジェクトモデルで、同大学の学生と研究者らが共同で設計したそうです。
カプセル
ウィリアム・ギブスンの小説「ニューロマンサー」(1984)に登場する架空の人物ケイスがサイバースペースにつながるための架空の環境・千葉の簡易ホテルの一室を模した空間。
モーショントラッキング技術を使って空間を構築するのに必要な最小の質量を再現したものらしいです。
DIYシェル
DIY型モーショントラッキングスタジオのパーテーション。
安価な材料で作られていますが、これらは今でもゲーム、映画、バーチャルトレーニングに用いられるような精巧なコンテキストを作り出す基盤となるレイヤーで、実際の制作とディスプレイのプロセスを明らかとします。
うーん。やっぱり難解。
美しいプラダ青山のフロアに一見チープに見える建造物が並ばれてるコントラストを楽しむのがわかりやすくていいのかな?
むしろ、あまり立ち入ることのないプラダ青山5階を楽しむというのも良いかもしれません。
展示作品は3つということもあり、作品を見た後は5階を写真を撮りながら見て回って、所要時間は30分くらいでした。
行ってみた感想
無料でふらっと立ち寄れますが、展示作品の内容は正直難解。
ただし、なかなか立ち入れないプラダ青山の5階に入れて写真撮影ができるので、その背景を使った映え写真を撮ったり、建築が好きな方などにはおすすめの展覧会なのかなと思いました。
表参道からすぐの場所にあり、無料で30分もかからないで見れるので、お買い物やデートなどの合間に立ち寄るのもいいかもしれません。
ということで、「Sturm & Drangプレビュー サービス」の超個人的なオススメ度は・・・。
★★☆☆☆
あくまで私個人の感想ですが、参考にしていただければ幸いです。
これからも少しずつアートやファッション関係の記事を書いています。
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