都内虎ノ門ヒルズの新施設・TOKYO NODEで開催中の「デザインあ展neo」に行ってきました。
NHK Eテレの教育番組『デザインあneo』の世界を体験できる展覧会で、大人も子どもも楽しめる工夫がいっぱい!期待以上に楽しくて、あっという間の時間でした。
本記事では「デザインあ展neo」について、アクセスやチケットなどの概要、混雑状況や所要時間、販売されているグッズ、そして個人的な感想をまとめています。
これから「デザインあ展neo」に行こうと思っている方の参考になれば幸いです。
展覧会の概要

会期 | 2025年4月18日(金)〜9月23日(火・祝) |
開館時間 | 10:00〜19:00 ※最終入場は閉館の30分前まで ※一部水曜は17:00閉館 |
会場 | TOKYO NODE |
住所 | 東京都港区虎ノ門2-6-2 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー45F |
TOKYO NODOのある虎ノ門ヒルズステーションタワーは駅直結&比較的に新しい施設。帰りにランチやお買い物に使うのも楽しいです。

会場内は広く、涼しいのでこれからの暑い季節でも快適に楽しめそうです。
チケットについて

チケットは日時指定制となりますので、公式サイトより来場前にチケットの購入が必要となります。
チケットの価格は以下の通りです。
- 大人 2,500円
- 中高生 1,200円
- 小学生 1,000円
- 2歳以上 500円
- 2歳未満 無料
来場日ごとにチケット発売日が異なります。
ご来場期間 | 発売日時 |
4月18日(金) 〜 6月1日(日) | 2月13日(木) 14:00 |
6月2日(月) 〜 7月13日(日) | 5月15日(木) 14:00 |
7月14日(月) 〜 8月24日(日) | 6月19日(木) 14:00 |
8月25日(月) 〜 9月23日(火 ・ 祝) | 7月31日(木) 14:00 |
10:00〜30分ごとに分かれた入場時間を選び、チケットを購入します。
購入後QRコードが表示されるので、それを入場時に提示します。
展覧会の内容

今回の「デザインあ展neo」は、「動詞」をテーマにした10のゾーンで構成。
それぞれの動作を「観察→考察→体験」できる仕掛けがたっぷりで、まさに”体験型”展覧会。
子どもたちも大はしゃぎ、大人も夢中になれる内容でした!
順番に紹介していきますね。
イントロダクション〜動詞の庭〜

道具を扱う日常のシーンから人間のすがたを引き算することで、さまざまな行為を普段と違う視点で見つめます。


あるきかたログ

6つのブースにカメラが設置され、指示に従ってポーズをとると、自分がまるで歩いているかのような“パラパラ漫画風”の動画が生成されます。

普段あまり意識しない「歩く動作」を、写真をつなげて可視化するこの体験には子どもたちも大興奮!
自分の姿がリズミカルに動く様子を見て「おもしろい!」と声をあげていました。
だれもぶつからない

たくさんの人が一気に歩いても、ぶつからない渋谷スクランブル交差点での人の動きを可視化しています。


くつ底ハイキング

地面との接点である靴底。

小さな靴の模型を使って、それぞれの目的別の靴底はどうなっているか、空想してハイキングを楽しめます。
横断歩道はどれ?

3つの横断歩道があり、正解はどれなのか?自分の歩く感覚を頼りに当ててみます。
いつも歩いているときに見るものだけど、どのくらいの間隔なのか、意外とわかりそうでわからないものです。

答えはぜひ現場で確認してみてください。
ひとくちあーん

人が何かを食べようとしている動作が並んでいます。
食べるための道具やその使い方のバリエーションを観察できます。
オノマトピース

食感を表すオノマトペのピースを、それぞれのフォーマットに当てはめます。

おいしそう!?

ごはん、ハンバーグ、サンドウィッチ、プリンの4つのメニューの固さ、厚さ、焼き加減を操作して「おいしそう」な画面を作ります。
たべられるきもち

巨大な箸に、つままれる大きなおもちと一緒に写真撮影ができます。
おもちと一緒に箸につままれて、たべられる側の気持ちを体験することができます。
学童イスの夢

ベンチ、社長イス、ビーチチェアなどがさまざまな用途に合わせたかたちのイスが並んでいます。
すわる人

絶え間なく形が変わり続けるイスと、それに座り続ける人。

イスの形が変わると座り方が変わるのがわかるようになっています。
えらそうなイス

王様気分になれるイスです。
このイスに座れば「えらい人」の気分を味わえること間違いありません。
すわらない世界

すわる世界とすわらない世界の2つを絵画で表しています。
もちてのむれ

身の回りにあるもちてがたくさん集まった壁。
それぞれの形のちがいを考えながら観察できます。
もちごごち

人の手や大きさはさまざま。自分にはどの大きさが持ち心地がよいのかいろいろ試せます。
もちはこびトライアル

ちくわ・フライパン・ギターをパイプにあたらないように持ち運ぶゲーム。

私たち世代だと「電流イライラ棒」が別のもので楽しめるゲームです。

残念ながらフライパン以外は調整中でした。
のぞくをのぞく

のぞいている自分自身をのぞくことができる望遠鏡。
何も知らないでのぞくとびっくりすると思います。
こわすとなおす

ツボ型の立体パズル。こわす爽快感となおす達成感が味わえます。
大きさは大中小の3種類あり、大きいものほど難しいです。
るてす

天井に設置してあるゴミ箱にゴミを捨てる体験装置。

一定時間経つと捨てたゴミが降ってきます。
じっくりしっくり

さまざまな穴と空いたシートを無数のピンの中から合う場所を探します。
見た目以上に難しい。
わかりましたの練習

声の調子によって同じ言葉でも誤解を生むことがあります。
話す時の声の調子を確認できる装置です。
かくかくしかじか

書くことと文字のかたちの関係を体験できます。
番組「デザインあ展neo」

NHKの番組から飛び出した人気コーナーを紹介。番組ファンにはたまらないエリア。
デッサンあ

モチーフをよく見てデッサンできるスペース。
他の人が描いたデッサンと共に会場のスクリーンに投影されます。

また、デッサンあ特設サイトで会期中に描いたデッサンを確認することができます。
私が行った時はバイクでしたが、日によって変わるのかな?
みんなのあ

紙に描かれた「あ」を使って、自由にデザイン。
おもしろいと選ばれた作品は会場に展示されたり、番組「デザインあ展neo」で放送されることもあるそう。
4面スクリーン会場

さまざまな映像作品を見ることができます。
どれも短めの作品なのでサクッと見れて楽しいです。
DO IT!

DJ KOOの掛け声に合わせて身体を動かす参加型作品。
一体何の動きなのか想像しながら身体を動かしてみてください。
デザインどっちでショー

こちらも参加型のディベートショー。
いろいろな考え方があり、答えはそれぞれ。
「あ」になろう

「あ」の一部になって記念写真が撮れます。
所要時間に混雑状況

入場してから出るまでの所要時間はだいたい1時間くらいでしたが、すべての体験コーナーをじっくりやろうと思ったら2時間はかかると思います。
日時指定制なので混雑しすぎて体験が全くできない、なんてことはありませんが人気の体験コンテンツは並ぶ必要があります。
全て楽しみたいという方は余裕を持った予定がおすすめです。

特設のグッズショップにも注目

展示室を出た先にはオリジナルグッズたっぷりの特設ショップがあります。


オリジナルのグミ「あグミ」や「あキャップ」。

「あビーサン」は足跡に「あ」がつくようになっています。

色とりどりの「あ」があしらわれた「ソックスあ」。



そのほかにもTシャツにミニタオル、マグカップやお皿など買いたくなる可愛いアイテムがいっぱいでした。
混雑してる時間帯は入場制限もあるようなので、グッズ購入も時間に余裕をもって行くのが◎です。
展覧会の感想

デザインあ展neoは、ただ見るだけじゃなく”体験”できる展覧会。
普段なんとなくやっている動作を、じっくり見つめ直して考えるきっかけにもなりました。
子どもたちだけじゃなく、大人も「なるほど~!」がいっぱい。
あっという間の楽しい時間でした!
気になってる人は、ぜひ遊びに行ってみてくださいね!
ということで、「デザインあ展neo」の超個人的なオススメ度は…。
★★★☆☆
あくまで私個人の感想ですが、参考にしていただければ幸いです。
これからも少しずつアートやファッション関係の記事を書いています。
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