日本初上陸の“UFO”に、脳波で乗れる。
森万里子の24年ぶりの大規模個展「森万里子:燦燦(さんさん)」が、2026年10月31日(土)から森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)で始まりました。
会期は2027年3月28日(日)までで、会期中無休です。日本での大規模個展は、2002年に東京都現代美術館で開かれた「森万里子 ピュアランド」以来、24年ぶり。30年以上の活動から約40点が並びます。
見どころは、日本初展示となる代表作《Wave UFO》(1999-2002年)。ポッドに入り、自分と他者の脳波が映像に変わる様子を体験できる作品です。さらに今回は、生成AIを活用した新作映像も発表されています。
この記事では、展覧会の基本情報に加えて、混雑の見通し・所要時間・《Wave UFO》の受付ルール・音声ガイド・図録とグッズまでを、公式情報と開幕時の報道をもとに整理します。
私が訪れたのは、開幕翌日の11月1日(日)14時ごろ。《Wave UFO》のポッド体験が目的でしたが、待ち時間が長く、断念しました。
先に知っておきたい3つのこと
- 《Wave UFO》のポッド体験は無料(要本展チケット)ですが、当日受付の先着制です。日曜(11/1)の14時ごろにいっても、その場で1時間以上待つ必要がありました
- 時間がない人には、同じ展示室内の疑似体験エリアがおすすめです
- 展示は一部を除いて撮影OK(動画は1分まで)。私の鑑賞時間は約1時間半でした
展覧会の概要

基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 展覧会名 | 森万里子:燦燦(さんさん) |
| 会期 | 2026年10月31日(土)〜2027年3月28日(日)/会期中無休 |
| 会場 | 森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階) |
| 住所 | 東京都港区六本木6-10-1 |
| 開館時間 | 10:00〜22:00(火曜のみ17:00まで)/入館は閉館30分前まで |
| 開館時間の例外 | 11/3(火・祝)は18:00まで、11/27(金)は17:00まで、2027/2/23(火・祝)は22:00まで。開幕日の10/31は「六本木アートナイト2026」に伴い翌朝6:00まで延長 |
| 主催 | 森美術館 |
アクセス
森美術館は六本木ヒルズ森タワーの53階にあります。電車でのアクセスは次のとおりです。
- 東京メトロ日比谷線「六本木駅」1C出口:コンコースから直結
- 都営大江戸線「六本木駅」3出口:徒歩約4〜6分とする情報源が多いものの、私が歩いたときは、ヒルズ内の移動を含めて約15分かかりました
雨の日や荷物が多い日は、日比谷線からの直結ルートが便利です。
チケット料金

本展は日時指定制です。日時指定枠に空きがあれば、当日窓口でも購入できます。
| 区分 | 平日(オンライン/窓口) | 土・日・休日(オンライン/窓口) |
|---|---|---|
| 一般 | 2,600円/2,800円 | 2,800円/3,000円 |
| 学生(高校・大学生) | 1,600円/1,700円 | 1,700円/1,800円 |
| シニア(65歳以上) | 2,200円/2,400円 | 2,400円/2,600円 |
| 中学生以下 | 無料 | 無料 |
- 12月30日(水)・31日(木)は「土・日・休日」料金です
- 本展のチケットで、同時開催の「MAMスクリーン024:ジャッカワーン・ニンタムロン」「MAMプロジェクト035:ブリー・ルエイ」「森アートアワード2026 グランプリ受賞記念展:片山真理」も鑑賞できます
- 表示料金は税込です
撮影ルール

一部の展示作品を除き、撮影が可能です。動画も1分まで撮影できます。
撮影できない作品は会場の表示で確認してください。
《Wave UFO》の体験鑑賞:公式の最新ルール

本展でもっとも気になるのが、《Wave UFO》のポッド内部に入る体験です。
現時点の公式ページの内容を整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 無料(当日有効の森美術館の展覧会チケットが必要) |
| 受付場所 | 53階 森美術館《Wave UFO》前 |
| 受付開始 | ①10:00〜 ②14:00〜 |
| 体験時間 | ①11:00開始〜14:00終了 ②15:00開始〜18:00終了(火曜は17:00まで) |
| 定員 | 1回3名/各時間帯 最大27名(体験は1回15〜20分の予定) |
| 予約 | 電話等での予約は不可。お並びいただいた順に案内 |
体験の内容は、額と首に電極をつけたうえでポッド内に横たわり、ドーム状の天井に投影される約7分間の映像を見るというものです。
最初は自分たちの脳波に反応する映像が流れ、続いてCG映像《コネクティッド・ワールド》が上映されます。
注意点も多い作品です。公式の参加条件から、特に気をつけたい点を挙げます。
- 対象は6歳以上。16歳未満は保護者の同伴が必要です
- 入口は滑りやすい階段で、杖・歩行器・車いすは使えません。体重100kgを超える方は体験できません
- 閉所が苦手な方、光の刺激で発作を起こしたことがある方、ペースメーカーなどの植込み型医療機器を使っている方、飲酒している方は体験を控えるよう案内されています
- スマホなどの電子機器、時計や指輪などの装身具は持ち込めず、ロッカーに預けます
- 常に3名1組での体験です。1〜2名で行くと、ほかの来場者と同乗になります
- 脳波データは映像の生成にのみ使われ、記録・保存はされません
- 脳波の状態は色で天井に映り、同乗者とスタッフにも見えます(事前に同意が求められます)
- 電極は額3か所と首1か所につけ、滑り止めソックスを着用します
- 体験時間は急に変更・中止になることがあります
実際の受付は、公式の案内どおりでした。
ただし、順番が来るまで展示室前のスペースで待ち続ける必要があり、訪れた11月1日(日)14時ごろは、1時間以上その場で待つ必要があったため、私はポッド体験を見送りました。
時間に余裕がない方は、同じ展示室内の「Wave UFO体験シミュレーションドーム」(疑似体験エリア)で、CG生成された脳波映像や《コネクティッド・ワールド》を鑑賞するのがおすすめです。
疑似体験エリアは広く、ドーム内のソファに座って、ヘッドフォンをつけて鑑賞する形でした。

音声ガイド:AIガイド「artlas」
本展の音声ガイドは、AI搭載の鑑賞プラットフォーム「artlas(アートラス)」です。
会場のQRコードから、手持ちのスマホやタブレットのブラウザで使えます。
アプリのダウンロードやアカウント登録は不要で、料金は無料です。
- 作品の通常解説は無料で利用できます
- AI機能(質問への回答/カメラによる作品認識)は、それぞれ1人10回まで無料です。超える場合は有料プラン「Artlas Unlimited Access」が必要です
- 20以上の言語に対応し、興味や希望の鑑賞時間に合わせた鑑賞ルートも提案してくれます
- スマホやイヤホンの貸し出しはないので、イヤホンは持参がおすすめです
- 公式ページには、AI生成のため解説や回答が不正確な場合があると明記されています
実際に使ってみると、無料でここまで使えるのはとても便利でした。
読み上げにも違和感はなく、AI機能の無料枠(それぞれ10回)で十分足りました。
作品の解説が聞けるのは、全12点です。
《スター誕生》《プレイ・ウィズ・ミー》《ピュアランド(浄土)》《二十五菩薩来迎図》《リンク》《お社》《Wave UFO》《フラットストーン》《トムナフーリ》《ユニティ・ドローイング》《ピースクリスタル》《すべては輝き》が入っています。
あわせて、展覧会全体と各章の紹介、クロノロジー、スタジオ、「おわりに」の解説もあり、順番に聞いていくだけで展示の流れがつかめます。
森万里子とは/「燦燦」とは

森万里子とは
森万里子は1967年東京生まれの現代美術家です。
ロンドンのチェルシー・カレッジ・オブ・アートを1992年に卒業し、翌年にはニューヨークのホイットニー美術館のインディペンデント・スタディ・プログラムを修了しました。
1997年には第47回ヴェネツィア・ビエンナーレで優秀賞を受賞しています。
現在は、ニューヨーク、東京、宮古島を拠点にしています。
1990年代半ばに発表した「サイボーグ」シリーズで、一気に注目を集めました。
CGを先駆的に使い、アニメやゲーム、コスプレ、ファッションの要素を取り込みながら、自分自身が「ポスト・ヒューマン」の女性として都市に登場する写真や映像です。
その後、関心は仏教の宇宙観や、縄文・ケルトなどの古代文化、素粒子論や宇宙物理学へと広がります。
2000年代以降は、すべての生命のつながりを意味する「ワンネス(一体性)」が、作品の中心的な考え方になりました。
2010年には、自然と人間のつながりを見つめ直すパブリックアートを世界に恒久設置するため、Faou(ファウ)公益財団を設立しています。
展覧会タイトル「燦燦」に込められた「光」
タイトルの「燦燦」は、森の実践の中心にある「光」を象徴しています。
仏教の光明や光背、神道の太陽神。
そして作品では、超新星爆発などで生まれるニュートリノを光に変える《トムナフーリ》(2006年)、冬至の太陽をとらえる《プライマル・リズム:サンピラー》(2011年)などが「光」でつながっています。
【コラム】なぜ「UFO」なのか?
《Wave UFO》の形について、開幕時の報道では、森自身の経験が紹介されています。
法隆寺の夢殿に着想を得た大型作品《ドリーム・テンプル》を発表した際、仏教的なモチーフが理由で、ほかの宗教を信じる人に敬遠されたことがあったそうです。
そこで次の作品では、「信仰に関わらず誰でも入れる普遍的な形」としてUFOを選んだと伝えられています。
この話を知っていると、巨大な宇宙船のような見た目が、単なるSF的な遊びではないと分かります。
宗教や文化の違いを超えて、人が同じ空間に入れるかたちを探した結果なのです。
この展覧会の本質を5つで整理
- 1990年代の「サイボーグ」から、2020年代の生成AIまで、新しいテクノロジーを使い続けてきた30年
- 仏教、縄文、ケルト、宇宙物理学を横断する「ワンネス」という思想
- 作品の内側に入り、脳波や光で「体験する」インスタレーション
- 屋外の恒久設置作品(宮古島・リオデジャネイロ)を、新作映像で美術館に持ち込む試み
- 作家のモデル時代の写真から制作ノートまで、思考のプロセスを辿れるクロノロジーとスタジオ
森美術館にとって「悲願」の個展
森は開幕前の内覧会で、森美術館での個展が2003年の開館当初からの夢だったと語ったと報じられています。
森美術館館長の片岡真実氏によれば、開館当初から候補には挙がっていたものの、作品の大型化や屋外への展開など、美術館内での見せ方が課題だったそうです。
なお、森は同館の創設者・森稔氏の姪にあたります。
所要時間と混雑状況
所要時間の目安
私が実際に鑑賞した時間は、約1時間半でした(ポッド体験は見送り)。
| 鑑賞スタイル | 目安 |
|---|---|
| さっと見る | 約60〜75分 |
| じっくり見る(解説を読む・映像作品を通しで見る・artlasを使う) | 約90〜120分 |
| 《Wave UFO》のポッド体験まで | 待ち時間しだい(日曜14時ごろは1時間以上) |
※表は筆者の目安です。
出品は約40点ですが、映像作品や大型インスタレーションが多く、クロノロジー・スタジオの展示資料も豊富です。
混雑の見通し
公式から混雑データは出ていないため、以下は予想です。
- 前の企画展の実績:同じ森美術館で直前に開かれた「ロン・ミュエク」展は、テレビ番組の紹介によると、開幕から34日で来場者10万人を突破し、初日から5時間以上の待ちが出たとされています。作家の知名度は異なりますが、人気企画展では初動の混雑が大きい会場だと分かります
- 土・日・祝:日時指定枠が埋まりやすく、館内も混み合うと予想されます
- 平日の夜:22時まで開いているので、比較的ゆったり見られる可能性があります(火曜は17:00閉館)
- 会期終盤(2027年3月):駆け込みで混雑しやすい時期です
- 《Wave UFO》:1日の体験枠は最大で54名(27名×2回)。日曜(11/1)の14時ごろは、1時間以上待つ必要がありました
日曜(11/1)14時ごろの館内は混んでいました。映像作品の前の椅子は座れないことが多いので注意が必要です。ただし、上映時間はどれも短めでした。
《Wave UFO》の体験が目当てなら、受付開始の10:00か14:00に合わせた来館が基本です。動き方の例を挙げます(予想です)。
| コース | 動き方 |
|---|---|
| 朝イチ型 | 10:00に受付 → 順番待ち(展示室前のスペース)→ 体験 |
| 午後型 | 14:00に受付 → 順番待ち → 15時台以降に体験 → 夜景を見て帰る |
| 時間がない人 | ポッド体験は見送り、疑似体験エリアで脳波映像を鑑賞 |
展覧会の様子
展覧会は、ゆるやかな年代順とテーマ別の4つのセクションと、資料を展示する「クロノロジー」「スタジオ」で構成されています。
1. スター誕生

最初のセクションは、森が世界的に注目された1990年代の作品です。
《スター誕生》(1995年)や「サイボーグ」シリーズ(1994-1995年)では、アニメ、ビデオゲーム、コスプレ、ファッションが先駆的に取り入れられ、森自身が日常の都市に「ポスト・ヒューマン」の女性として現れます。
《プレイ・ウィズ・ミー》(1994年)も、同じ時期の作品です。約305×366cmの大画面の写真作品で、日常の都市環境のなかに、森が「ポスト・ヒューマン」の女性として登場します。




続く「エソテリック・コスモス」シリーズ(1996-1998年)では、秘境のような風景を背景に、仏教の図像に基づいた神格化された姿で森自身が登場します。
「エソテリック・コスモス」シリーズの《ピュアランド(浄土)》は、約305×610cmの大画面作品です。




この作品に続くのが、鎌倉時代の《二十五菩薩来迎図》です。
阿弥陀如来を囲んで舞い踊る菩薩たちを描いた仏画で、浄土の世界を描く森の作品と見比べられる展示になっています。


展示室では、3Dメガネをかけて鑑賞する映像作品《ニルヴァーナ》も上映されています。
1997年のヴェネツィア・ビエンナーレで優秀賞を受賞した3Dビデオ作品で、森自身が飛天(ひてん)に扮し、京都・平等院の雲中供養菩薩(うんちゅうくようぼさつ)をアニメーション化したものと組み合わせた、幻想的な映像表現です。
鑑賞は入れ替え制で、上映時間は短めです。
第1章の最後に展示されています。
2. つながる世界

このセクションは、《リンク》、クロノロジー、《お社》、《Wave UFO》、スタジオの順に進みます。

ビデオ・インスタレーション《リンク》(1995-2006年)は、透明なアクリル製のカプセルに横たわる森の姿を映し、その背景には、人類の「過去・現在・未来」を象徴する世界13カ所の風景が映ります。
直線的な時間の見方を揺さぶり、仏教の輪廻転生をかたちにした作品です。



「クロノロジー」では、初期のモデル時代の写真、展覧会の展示風景、パフォーマンス映像、数多くの出版物や展覧会評などで、森の歩みを追えます。
こちらに撮影禁止のものが多かったです。

昨年ニューヨークで発表された新しいインスタレーション《お社》(おやしろ)(2025年)。
内部の立体は、日本神話のオノコロ島の上立神岩や、熊本の押戸石などがモチーフです。

公式の作品情報には、素材として絹、アルミニウム、木に加えて、送風装置が挙げられています。

実際に、そよ風でベールが自然に揺れる程度の、やわらかい風を感じられます。

そして、立体作品として最大規模の《Wave UFO》(1999-2002年)。
サイズは約528×1,134×493cmで、鑑賞者は勾玉型のポッドに入り、自身と他者の脳波がひとつになる映像を体験します。
作品は2003年に初公開されて以来、世界各地を巡回してきましたが、日本での展示は今回が初めてです。WWDJAPANによれば、グッゲンハイム・アブダビの所蔵作品で、森は「奇跡」と語ったそうです。
内部の体験は前述のとおりですが、外観を眺めるだけでも見応えがあります。
とにかく大きく、表面の質感や全体の形、入口へ続く階段など、造形そのものがおもしろい作品です。

体験の有無にかかわらず、ぐるりと一周してみてください。

私が訪れた日曜14時ごろは、順番が来るまで1時間以上その場で待たなければならなかったため、ポッド体験は断念しました。



「スタジオ」では、日々続けているドローイングやアイデアスケッチ、リサーチノート、森個人が集めている古代のオブジェクトなどが並びます。






3. 太古の記憶

2004年以降、森は新石器時代のケルト文化や縄文文化から着想を得た作品を手がけます。
《フラットストーン》(2006年)は、沖縄の久高島や秋田の大湯環状列石の写真作品、縄文時代の敷石住居などのリサーチから生まれました。



《トムナフーリ》(2006年)は、ケルト文化で「先祖の霊魂が転生する場」を意味する言葉を冠した、トーテム状の立体作品です。

東京大学宇宙線研究所のニュートリノ観測施設「スーパーカミオカンデ」から届くリアルタイムのデータに反応して光ります。
目に見えない宇宙の出来事が、光の明滅になる作品です。
とても綺麗で、つい魅入ってしまいました。
4. 自然とひとつに
この展示の締めくくりは、森が2010年に設立したFaou公益財団の活動です。
「Faou」は「創造する力」を意味する造語で、財団は世界6大陸で、地域のコミュニティと協力しながら、宇宙や天空の動きと連動するパブリックアートを設置しています。
宮古島には《プライマル・リズム:サンピラー》(2011年)、リオデジャネイロには《リング:自然とひとつに》(2016年)がすでに恒久設置されました。


音声ガイドの順路では、最初に「ユニティ」シリーズのドローイング《ユニティ・ドローイング》が登場します。

エチオピアへの設置が計画されている《ピースクリスタル》(2016-2024年)は、2024年にヴェネツィアで発表された作品で、今回の会場にも登場します。
とても綺麗で、魅入ってしまう作品でした。


そして、本展のために制作された新作映像《すべては輝き》(2026年)。

森が宮古島に建てたアトリエ「ユプティラ」から見える海の風景や、屋外の恒久設置作品を、大型LEDディスプレーで見せるものです。
映像は体感で20分ほど。沖縄の自然の風景にAIで手を加え、神秘的な雰囲気に仕上げられています。

WWDJAPANの報道によれば、1998年から温めてきた構想を、アンソロピック(Anthropic)の技術協力のもと、生成AIを活用して映像化したとのことで、制作では72回の試行を重ねたと伝えられています。展示全体の最後を締めくくる作品です。
ミュージアムショップで販売されているグッズ

公式図録

展覧会カタログは、公式の案内では2026年12月下旬の発売予定です。売り場には図録が置かれていましたが、中身は見られませんでした。
グラデーションのケースから表紙がほんのり透けて見える装丁にも、こだわりがあるとのことです。
展覧会オリジナルグッズ

ショップには定番のポストカード、ポスター、さまざまなアイテムが販売されていました。

個人的に気になったのは《ドリーム・テンプル》の五曜の文様をあしらった「Tea Bowl with Pouch」です。
京都で仕立てた茶碗袋と、職人が手仕事で仕上げたオパールガラスの茶碗のセットになっています。




展覧会の余韻を持ち帰りたい人は、鑑賞のあとにショップものぞいてみてください。
まとめ・感想
こんな人におすすめ
- 1990年代以降の現代アートを、ひとりの作家を軸にまとめて見たい人
- アートとテクノロジーの関係に興味がある人
- 作品の中に入り、体で体験するインスタレーションが好きな人
- 仏教、縄文、宇宙、意識といったテーマに惹かれる人
- 「日本の現代アートが世界でどう評価されてきたか」を知りたい人
感想
森万里子というと、1990年代のSFのような自画像の印象を持つ人も多いかもしれません。
この展覧会を通して見ると、テクノロジーが「目的」ではなく、意識や生命のつながりを体験してもらうための「手段」になっていく流れが、よく分かる構成です。
《Wave UFO》は、見るだけの作品ではありません。
私は待ち時間の長さからポッド体験を見送りましたが、外観だけでも圧倒的な存在感でした。
疑似体験エリアは広く、ソファに座ってヘッドフォンで鑑賞できました。
会期は2027年3月28日(日)まで、会期中無休です。
日曜14時ごろに訪れた際は、館内は混んでいました。
気になる方は、日時指定券を押さえたうえで、《Wave UFO》の受付時間に合わせて出かけてみてください。
いうことで「森万里子:燦燦」の超個人的なオススメ度は…。
★★★☆☆
あくまで私個人の感想ですが、参考にしていただければ幸いです。
これからも少しずつアートやファッション関係の記事を書いています。
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(※記事作成時の情報です。最新情報は公式サイトをご確認ください)

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