「ジブリパークとジブリ展」が東京・天王洲にある寺田倉庫B&C E HALLで開催中です。
2022年に愛知県に開園したジブリパーク誕生の舞台裏を案内する展覧会となっており、そのはじまりとなる三鷹のジブリの森美術館を含んだ膨大な資料から、模型、名シーンを再現したフォトスポットなどを展示。
会場には特設のグッズショップもあり、本展限定となるグッズも販売されています。
ジブリファンはもちろん、ジブリ作品を見たことがある人は楽しめる展覧会となっています。
私は近いうちにジブリパークに行こうと思っていたので、とても楽しめる内容でしたし、早くジブリパークに行きたいと思いました。
本記事では「ジブリパークとジブリ展」について、チケットやアクセスなどの概要に、所要時間や混雑状況、特設のショップで販売されているグッズ、そして個人的な感想をまとめています。
これから「ジブリパークとジブリ展」に行こうと思っている方の参考になれば幸いです。
展覧会の概要
会期 | 2024年6月28日(金) ~ 9月23日(月・休) |
開館時間 | 9:30~20:00 (最終入場は19:00まで) ※6月28日(金)は15:00開館 ※9月23日(月・休)は14:00閉館 |
休館日 | なし |
会場 | 寺田倉庫 B&C HALL / E HALL |
住所 | 〒140-0002 東京都品川区東品川2-1-3 |
天王洲には多数のギャラリーやパブリックアートがあり、おしゃれで洗練されたカフェも多いです。
展覧会の前後にそちらに立ち寄るのもおすすめです。
チケットについて
本展覧会は日時予約制となっています。事前にオンラインまたはローソン、またはミニストップ店内にあるLoppiでチケットを購入する必要があります。
チケットの料金は下記になります。
- 大人 1,900円
- 中・高校生 1,600円
- 小学生 1,200円
- 未就学児 無料
通常のチケットに加え、数量限定で会場に設営された昭和の味を楽しめる食堂「昭和食堂船」の利用券が付いたチケットや、グランドプリンスホテル新高輪と品川プリンスホテル、会場から徒歩1分にある水上ホテルPETALS TOKYOなどのステイプランなどもあります。
展覧会の内容
会場の寺田倉庫 B&C HALL / E HALL。入り口は裏側、川沿いの方になります。
川沿いに回ると、昭和食道船が。良い匂いが漂ってきます。
入り口に近づくと窓にトトロのシルエットや、どんぐりで矢印が描かれています。
会場の入り口でチケットを提示して入場します。
展覧会は4つの章に分け、ジブリパーク誕生の舞台裏を明らかにしています。
ちなみに基本撮影禁止です。撮影可能なスポットには撮影可能マークがついています。
のちほど撮影スポットは紹介していきます。
まずはエントランスで「風の谷のナウシカ」から最新作、「君たちはどう生きるか」までのジブリ作品のポスターが並んでいます。原画らしきものも一緒に展示されていて、それを見るだけでもテンションが上がりました。
そして第1章の「はじまりは三鷹の森ジブリ美術館」についての展示がはじまります。
宮崎駿のラフ画や、それを元にした宮崎吾朗のスケッチやメモなどの膨大な資料が展示されています。
ここでの目玉は「となりのトトロ」の「ネコバス」のフォトスポットです。
中に入ることができ、ふわっふわのシートに座れます。
窓の外はトトロの世界の風景が広がっています。
ネコバスの窓から顔を出して、ぜひ記念写真を撮っていきましょう。
となりにトトロが木の実の入ったお土産を持っているのもいいですね。
第2章「アニメーションの世界をつくる」では宮崎吾朗が監督した「ゲド戦記」、「コクリコ坂」などの資料を展示。
2階にも続いており、2階からはかつて三鷹の森ジブリ美術館で開催された企画展「アーヤと魔女展」が再現されています。
2Dアニメと3DCGアニメ映画の制作の違いなど、細部にわたる制作工程が紹介されていてとても興味深かったです。
第3章「アニメーションの世界を本物に」では2005年の愛・地球博(愛知万博)のパビリオンとして建設された「サツキとメイの家」に実際使用された柱の再現展示がされています。
また5分の1スケールの模型も展示されています。
さまざまな角度からサツキとメイの家を覗けるのがまた楽しかったです。
第4章「ジブリパークのつくりかた」では、ジブリパークをつくる過程を資料を交えて紹介しています。
青春の丘エリアのからくり時計から、もののけの里エリアのタタリ神に乙事主のオブジェ、魔女の谷やハウルの城の模型などかなりリアルな模型や原寸大サンプルなどが展示されていて見応えが十分すぎました。
展覧会の最後のスペースは、ジブリパーク内の「ジブリの大倉庫」で開催されている「ジブリのなりきり名場面展」の再現展示が登場。
こちらは湯婆婆が机に向かってせっせと仕事をしている様子が再現されたコーナー。
契約書もよく見ると千尋のサインが書かれています。
こちらはもののけ姫に出てくる山犬とヤックルがメリーゴーランドになった展示が。
もちろん跨いで写真撮影が可能。
千尋とカオナシが電車に乗る名シーンを再現した空間も。こちらは時間によって徐々に背景が変わるのもよかったです。
魅力的がグッズがたくさん並ぶ特設グッズショップ
会場の最後には展示会特設ショップがあります。
「ジブリパークとジブリ展」のオリジナルグッズをはじめ、ジブリパークやスタジオジブリ作品に関するグッズが多数販売されています。
本展の公式パンフレットはもちろん、劇場版ポスターや劇場パンフレットも売っていて、揃えたくなります。
乙事主とタタリ神のマスコットなどユニークなアイテムも多数。
私は靴下3つとハンドタオルを購入。個性的だけど使いやすくてかなり満足しています。
ちなみに公式サイトから来場者限定の公式通販でグッズ購入もできるようになっています。
お買い物用のパスワードが会場で提示されているのでじっくり買い物する時間がないという方はぜひメモをお忘れなく。
展覧会の感想
私は土曜日の11:30の枠を予約して、11:30ちょうどに会場に到着しましたが並びはほぼなくスムーズに入場しました。
会場内もそこまで混雑しておらず展示物もストレスなく鑑賞できました。撮影スポットは多少並びますが、そこまで待たなかったです。
入場してからグッズショップを出るまでの所要時間大体1時間半くらいでした。結構展示ボリュームがあるのでじっくり見たいという方やグッズをたくさん買いたいという方は2時間以上はかかると思います。
展示内容自体は宮崎吾朗を中心に、その監督としての活動から三鷹の森ジブリ美術館とジブリパークの制作裏側を見れる内容となっています。
宮崎吾朗監督作品が好きな方はかなりハマると思いますし、三鷹の森やジブリパークにまだ行ったことのない方、行こうとしている方、もちろん行った方などにもとても楽しめる内容ではないかと思います。
まだ私はジブリパークは行ったことがないですが、近いうちに行きたいと思いましたし、三鷹の森にも再び行きたくなりました。
フォトスポットで写真を撮るのも楽しめますし、グッズショップでグッズを選ぶのもとても楽しかったです。
ということで、「ジブリパークとジブリ展」の超個人的なオススメ度は…。
★★★☆☆
あくまで私個人の感想ですが、参考にしていただければ幸いです。
これからも少しずつアートやファッション関係の記事を書いています。
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